Flash Builder 4 beta

タイトルが真面目なときは技術ネタな法則


GumboのBetaが出たので早速新機能を物色してみました。個人的に期待していた機能順にリストしてみる。

Data centric

とりあえず試すまでに苦労した。Using Flash Builder 4 for earlier BlazeDS builds | Sujit Reddy G - The Evangelist を参考にしつつ、どうにか動いた。
はまったところは、

  1. FlexSDKのバージョンを3.4にしないと動かないっぽい (かもしれない [追記]4.0でも普通に動いた
  2. useAppserverSecurityはめんどくさいのでfalseに
  3. Spring BlazeDS Integrationだと動かないっぽい (かもしれない。DispatchServletだから、、、なのかなぁ
  4. Springの上のサービスを検出してくれるかどうかは不明 (ごちゃごちゃやって飽きてPure BlazeDSな環境でやったら成功したのでwくれないっぽい (WEB-INF/flex以下のサービス定義を参照してるっぽい) Java側のサービスパッケージを指定してラッパーの生成とかできたらありがたいなー
  5. サービスのスキャン中に固まったけど、再起動してサービス右クリック→更新したらちゃんと生成された

感想としては、、、どうなんでしょうね。思ってたほど使える機能ではない気がしないでもない。最初見てすげぇ、とは思うけど。ただ生成されたファイルは面白いです。mxmlを-keepでコンパイルして出来た中間ファイルを見るような趣があります。生成されるモデルも、ちゃんとpropertyChangeとかをdispatchしてくれたりでいい感じ
[追記]
ページングのサポートがいい感じ(cf. Built in Data Paging using Flash Builder 4 | Sujit Reddy G - The Evangelist)
DataGridにページングを有効にしたのサービスをバインドするとAutoPagerizeみたいな動作をする。たぶんScrollControlBase由来のコンポーネントだと大体そんな動作になるっぽいんだけど、どこで制御されてるのか謎。DataManager? むー。なんにせよ色々面白そうです

Unit test integration

んー、ありがたいのは間違いないんだけど。GUIのUnitTestを簡単に書けるような感じではない、、、んですかね

双方向バインディング

これは地味に一番嬉しいかもしれない。(cf. Flex 4 (Gumbo): Two-way Data Binding | www.video-flash.de) 用途としてはコンポーネント<->コンポーネントよりも、コンポーネント<->モデルとして使うことが多そうかも。どうだろう。

State

これは完全に嬉しい誤算だった。これまではstateなんて、「どうみても地雷機能です本当に(ry」って感じだったんだけど、一気に化けた感じ

FXG

面白いけど使いどころがイマイチわからん

Spark

まぁ想像通りですね

Getter/Setterの生成

地味に嬉しい

インデントの訂正

地味にかなり嬉しい


とりあえずこんなもん。派手だけど微妙な機能と地味だけど嬉しい機能と


ついでに、前から書こうと思ってたネタなんですが、MacでEclipse3.4にFlex Builderを入れるときは環境のJVMを1.5にしないと動かない。/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/CurrentJDKをlnで1.5.0とかにすると動く。Java Preferenceの設定は多分影響しない