存在なんて信仰の対象じゃないか

折角だから（何が折角なのかは不明）最近読んだ本でも紹介してみますか。

迷宮百年の睡魔 (新潮文庫)

森博嗣臭プンプン漂わす一作。森氏に近未来を書かせるとどうなるかが良く分かる。素直に面白かった。これは３部作の２作目らしいので、次回が楽しみ。

キャッチャー・イン・ザ・ライ

言うまでもないサリンジャーによる名作の村上春樹訳。たまりませんね。こういう屈折した少年の心を描かせるには村上春樹はもってこいなんだなと思った。

ブラフマンの埋葬

素直に感動させられる名作。なんだろう、、、読む価値ありです。小学生の読書感想文とかにいいかも。

少女には向かない職業 (ミステリ・フロンティア)

完全にタイトル買い。内容は、、、う〜ん。俺には向かない小説。

てのひらの迷路

石田衣良によるショートショート。各編の前に石田氏による解説がついてて、すごいいい味出してた。内容もかなり良かった。誰にでもお勧めできる一冊。

クロス・ゲーム

オンラインゲームをネタにしたミステリー。正直そこそこ。

愛がいない部屋

石田衣良の新作。愛をテーマにした短編集の３作目。前作、前々作も読んだけど、そのなかでは一番かなぁ。対象年齢層が俺よりはるか上なのは明らかですかね、、はい。